イキフンGo To Heaven

心模様とかの記録

素敵な人間への階段を上ったかもしれない日

素敵な人間ってなんだろう。

人間力ってなんだろう。

 

いくつかの要素が合わさって『人間力』が出来上がっている

のでしょうけど、『他者を想う能力』はそのいくつかの一つ

ではないかなぁと思います。

 

今日、先月末あたりから働き始めた事務のパートを辞めてきました。

たったの7回しか勤務しませんでした。初日から「おや?」と

思うことが多く、いろいろ悩んだ末のことです。

 

今は占いの勉強と夫を支える事が最重要であり、

”置かれた環境で自分を活かす”ことがテーマではないからです。

我慢する経験値を上げることを卒業したんだと思います。

 

10年前の私なら、

人間関係の悩みもうまく折り合いつけていくことも仕事のうち、

と言い聞かせて取り組んだと思います。

何もかも都合のいいようになんていかない。

業務内容も人間関係も、意にそぐわない事にどう対処するかが

組織に於いては必要なスキルだ。

負けるが勝ちの精神で、心に蓋をして機械的に一日をこなさないと

食べていけない。

 

簡単に逃げてはだめだ、と自分にも他人にも厳しかった。

 

周りにも辛く当たっていた。

良くない先輩(後輩)です。反省です。

 

言い訳をすると、私の育った環境は厳しかった。

母の恐怖政治。

何かいえば「わがまま言うな」「口ごたえするな」「我慢しろ」

あと何をよくいわれたかな。。

とにかく、自分の希望を通すのが難しい家庭でした。

兄も厳しかったし、何なら私を監視するような立ち位置で

母に告げ口することもしょっちゅうだった。

 

大人になって心理系の記事をネットで読んだりするうちに、

自分の生きづらさって前述のことが影響しているのでは・・・

と思うようになり、自分を甘やかすことを意識的にやって

みようと、「嫌だ」「できない」「やりたくない」を口に出して

言うようにしました。

実際にやらないわけじゃないんですけどね。

 

その結果、生きづらさは少し改善されたように思います。

 

・・・今日のお題に話を戻しますが、

とんがって生きていた頃の私は、すぐ辞めてしまう人や時間と

作業量の管理が出来ていない人に対して、とても厳しかったし

想像力が欠けていた。

 

『仕事に対する姿勢って人それぞれ違うんだ』がわかっていなかった。

人生、置かれている状況で大事にしていることが変わるんだと

いうことが想像できていなかった。

仕事よりもいまは家庭を大事にしたい人。

若いころから一貫して、仕事より趣味を優先する人。

ずっと仕事一筋な人。

定時過ぎたら勉強のために早く帰りたい人。

仕事はするけど、がむしゃらにはやりたくない人。

介護のため重い内容の仕事は避けたい人。

 

だけど。

 

『仕事よりもプライベート』に比重を置きたい、と

思うようになって、仕事より大事なものが出来て。

そうしてやっと。

初めて、あの人たちの気持ちを理解できたように

思います。

 (まぁ。あの頃は、プライベート優先組が残していった

ものが他の人達にいくことが許せない事情もあった)

 

立場が変わることで知った事。

 

相手の気持ちを考慮する。気持ちを知ろうとすること。

もっと出来るようになりたいと思った日でした。