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心模様とかの記録

信じない人ほど信じたいのかも?占いを信じない23%の人に提案したい占いとの向き合い方

最近の若者はTVよりも動画配信サービスを見るそうですが、

40オーバーの私は圧倒的にTV派です。

(職場が東京都内だったころは、帰り時間がたっぷりあったので

DAZNで野球を見ていたが、そのくらい)

 

昨日放送の『松本人志の酒のツマミになる話』は、毎週楽しみに

している番組のひとつで、腹を抱えながらいつも観ています。

昨日は「占いを信じるか」というテーマで、各人エピソードを

披露し盛り上がった場面があり、やっぱり面白かったのですが、

占いを志す者として少し残念な気分にもなりました。

 

私が学ぶ占星術(アストロロジー)は、

 

天体の運行と地上の人間生活との関連を追究していく学問

 

でして。これは、

・地球上の生物・無生物は、宇宙を構成する元素と同じもので

 作られており、人間は内部に大宇宙を宿した「小宇宙」である

・天体と人間の意識や肉体は結びついており、宇宙のエネルギーに

 人間内部の天体が呼応している

・地上の諸現象や人間の営みと、天体の運行との間に因果律がある

(以上、ルル・ラブアさん著 『占星学』より要約)

 

・・・という理屈から成る「星が示す運命傾向を知るツール」

になります。『傾向』を強調したのは、人生の出来事はすべて宇宙

からもたらされる外的要素だけではないからです。

 

ルル・ラブアさんは、同著にて次の様にもおっしゃっています。

 

誕生時の天体の位置とその後の天体の運動を調べることで、

性格や未来、人生上で起こる事件を正確に告知します。

しかし、人は理性と自由意志によって運命を変える事ができる。

避けられない不幸な出来事は、準備して臨めばその後の人生の

展開が大きく変わっていく。

占星術は、運命を良い方向へ運ぶための水先案内人なのである。

 

番組中の千鳥のノブさんのお話ですと、

占いが当たった後輩芸人の勧めで、占いの予約をしようとしますが、

空きがなく断念。

しかしその後二つの偶然が重なります。

①思いがけない所でその占い師さんと繋がった

②占い師の自宅兼オフィスがノブさんと同じマンション

 話は佳境に入り、期待値がグッと上がったところで、占い師から

 

「なにも見えん」

 

と言われたと。

ノブさんは、占いは信じない!と思ったそうです。

 

ネタとしては完璧。爆笑しました。

実際、ノブさんが本気でそう思われているのか、テレビ向きに

落としたのかはわかりません。

けど、本気なのだとしたらノブさんて結構ピュア。

 信じないとリアリストを公言する人って、実は誰よりも占いから

感動を得たいと願っていて、占いを理性的に利用する人なんかよりも

ずっとエモい人なんじゃないか?と。

 否定したり毛嫌いするのは関心が高い証拠ともいいますし。

 

「信じる」「信じない」でも

「当たる」「当たらない」でもなく、

示されたことを理性的に健全に活用する。

 天気予報や交通情報の感覚で。

 

・予測されたことに備え対処する

・心の整理に活用する

建設的な使い方はいかがでしょうか。私はおすすめしたい。